組織と個人の思いを結び、独自のスタイルを持つ会社でコーチングが活きる!コーチング研修・セミナー・マンツーマンコーチング等効果的な導入方法をご提案します。

月別アーカイブ: 2013年10月

人はなぜ相手を主体的にさせたいのか?

2013/10/11

741588_81175406こんにちは。稲垣陽子です。

コーチングはこれまで様々な企業や団体で興味を持たれてきました。

上司や社長の方になぜコーチングに興味を持ったのか、理由を聞くと、

・部下が何を考えているのか分からない
・部下をもっと自ら考えて動くようになって欲しい
・何をするにも受け身の社員が多い

そんな声を良く聞きます。

つまり、多くのリーダーが、相手を主体的にさせたくてコーチングに興味を
持つことが分かります。

では、なぜ人は目の前の人を主体的にさせたいのでしょうか。

相手をコントロールしたいから・・・
自分の思い通りに動いて欲しいから・・・
そんな思いもあるのでしょう。

かなり前になりますが、大手コンサルティング会社から頼まれて、
ある塾のコーチング研修を行いました。

研修終了後、社長とコンサルタントと私で話をしたのですが、コンサルタント
は色々と指摘をします。
例えば、Aさんの研修態度は今イチですね、とか、~~部署はやっぱりやる気
が見られない、などなど。結構辛辣・・。

それを横で聞きながら、私はだんだん違和感を感じてきました。
確かに、コンサルの視点も一理あるけれど、講師として私が受けた印象はちょ
っと違う。
社員は20代、30代が多く、仕事に対して自信が持てないのに、多忙により
仕事をこなすだけでいっぱいで自分の仕事意義が見出せていないのではないか、
そんな印象を受けました。
その状況の中では、頑張っているな~と感じたので、素直にそれをお伝えしました。

すると、いきなり社長が泣き出したのです!
堰を切ったように涙を流しながら、
「そうですよね、僕もそう思っていたのに、そう思えなかった自分がいました。
社員の気持ちを分かってあげられなくて申し訳なかった。」

男泣きです。

その涙を見ながら、私は、
部下を主体的にさせたいと思う深い部分には、ただコントロールしたいとい
う思いだけではなく、

目の前の人に生き生きといて欲しい、
やりがいを持ってこの会社で(部署で)働いて欲しい

そんな願いがある、ということに改めて気づきました。

でも、普段それを意識することはほとんどありません。
というか、多くのリーダー自身も、自分の深い部分でそういう願望があるということに
気がついてはいません。

それよりも、
(本当は生き生きと働いて欲しいのに)
「ちっとも自分から動こうとしないで、何考えてんだ!」
となります。
そして、相手を主体的にさせたいと思います。

実際、私も体験があります。
もっと自分から動いて欲しいと思っているのに、動かない。
そうすると相手の行動が気になってきます。
そしてできていない状況を見る度に、「もっと主体的に動いてよ~」と思ってし
まう。

でも、ひょんなことからその人が自らの意志で動き出したのです。
その時の相手の顔の表情、きびきびとした動きは今でも忘れることができません。

あぁ、私はこの姿が見たかったんだ、
欲しかったのはこの感覚だったんだ、

と、肩の力が抜けるような、喜びでいっぱいの幸せ感でした。

主体的にさせようと、こちらが主体的に動いている間は手に入らない感覚だと、
その時気がつきました。

相手を主体的にさせるのではなく、
勝手に主体的になるためにはどうしたらいいのか、

そこまでを意識したコーチングでありたいと、いつも考えています。

 

グループコーチングの醍醐味

2013/10/03

1362732_67994683最近グループコーチングのお問い合わせが増えていますので、少しグループコーチングについてお伝えしますね。
企業では同じ役職のリーダー5、6人を集めてもらって、1回2時間を、月に1、2回、
半年間あるいは、長いところで1年くらいかけて、進めていきます。

そこでは、課題やゴールについて話してもらうのですが、同じ役職同士なので、スムーズ
に進みます。リーダーたちに普段から会話をしているか、と聞くと、大抵話していると
答えます。実際に、業務的な連絡や報告など、普段から話さなければいけないことは
たくさんあります。
飲みに行けば、上司や部下には聞かせられない愚痴も話していることでしょう。

でも、「自分はリーダーとしてやっていて、どう思っているのか。」というような、
出来事に対しての感情や思い、例えば、プレッシャーだったり、不安だったり、
喜びだったり、などは、ほとんど口にしてはいないんですよね。

確かに、仕事を進める上ではそんなことは必要ないように思うかもしれません。
でも、それだと表層的なのです。

感情や思いと言った、もう一歩深いところをグループコーチングの中で話しをさせる
ことで、
「お前もそう思っていたのか」
「そんな風に感じていたのか」
という一体感が出てきます。
リーダーまでやる人ですから、それは会社への忠誠心やリーダーとしての使命に
裏付けされており、お互いに深く共感することができます。

すると、今までいがみ合っていたり、一人だけ浮いていたリーダーとの間に、結束力が
生まれてくるんですよね。
その瞬間は何とも言えない、温泉に入っているような気分になります(笑)

でも、表層的なものも実は大事なんです。
最初は、お互いに目標とか言ってもらったり、この1ヶ月の成果とかを話してもらうので、
微妙な競争というか、プライドの牽制とかも出たりするんですね。
「こっちがやれてる、やれてない。」みたいな、自分と比較して、優越を感じたり、
劣等感を感じる時期がしばらくあって、それでやる気になる、という部分もあります。

でも、そいういう表層的なものが終わった後に、使命に繋がる深い物が見えてくるんです。
そうすると、ぐう~っと会社が動き出す瞬間が、早い会社だと3か月目くらいから、
遅いところでも、5、6か月目くらいから見えてきます。

つまり、人と比べて自分はどうか、という視点から、
自分は一体ここで何ができるのか、
リーダーとしてどんな存在であるのか、

と、自分に視点が向かいます。
そうすると、人と自分が違うとか同じとか、そういうことで一喜一憂するのではなく、
自分も人もそれぞれ違うし、同じ部分もある。それぞれがいるから補えあえるんだ。
ならば、自分の力を発揮しよう、自分ができることをやろう。
そうやって、もう一歩深い目標にチームでたどり着けるようになります。

さらに、競争し合うより、応援しあう方が効率的であると思えてきます。


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