医療法人若草会横須賀中央眼科

医療法人若草会 横須賀中央眼科 医療コンシェルジュ兼院内コーチ 河井 葉純さん

◆医療法人若草会 横須賀中央眼科◆
http://www.chuoh-eye-clinic.com/
〒238-0007
神奈川県横須賀市若松町2-7 藤田ビル6階 (受付)
TEL046-827-4001

インタビュー

入社の動機はなんですか?

私はもともとずっと仕事をしたいと思って看護師の道を選びました。
前職で眼科の仕事をしてから、眼科の面白さに魅了されました。
眼科って奥が深いんですね。視力をひとつとっても数値がすべてではなく、見え方の質が大事なんです。ちょっとした違いが患者さんの生活に影響を与えるんですね。

現在は、入社をして4年が経ちました。 入社当初はこどもが6ヶ月だったということもあり、パートとして働きました。

そうでしたね、その頃はスタッフの一人として働いていましたね。スタッフからリーダーへの転機はなんだったのでしょうか?

実は、入社して一年後ぐらいに、辞めたいって思った事件(!?)があったんです。
眼科専門の勉強のために、休日を返上して講座に通い、学んでいたのですが、院長がそれに対して、「日々の業務をおろそかにしている」というような苦言を言ったんですね。しかも朝礼のときにみんなの前で。
正直、学校を理由に中途半端な仕事はしていないと思っていたので、名誉を傷つけられた感じがしたし、何でこんなに頑張っているのに分かってもらえないんだろうと悲しくなりました。だから「こんな病院辞めてやる!」って思ったんです。

そんな時、コーチとコーチングをして、言われたことばが問題なのではなく、そのことばを受け取る自分の心のあり方に、問題があったのではないかと気づいたのです。そして、ここで逃げてもまた別の場所で同じことが起こるかもしれない、それなら、目の前の問題を避けるのではなく乗り越えてみようと、思いました。

その後、コーチと院長と私の3人で話をし、自分の思いを改めて院長に伝えたことで、心のわだかまりが解けていきました。
それをきっかけに、人に評価され認めてもらうために働くのではなく、自分が求めているものに正直に、まっすぐに働いていきたい、自分の力を存分に発揮したいと思うようになりました。パートから正社員になったのもこの頃ですね。

具体的にどんなことをしましたか?

ずっと受付の予約システムに不便さを感じていました。何で一台しかないんだろう、受付の狭いところにしかないんだろう、って。でも、部署外のことだったし、口出しすることを躊躇していたのですが、どうしたら全体がよくなるか、効率よくなるだろうか、という 視点でコーチや院長に話をすると、自分の考えを受け入れてくれるんですね。
「どんどんやっていいよ」とか「これからも頑張ってください」とか、声をかけてもらいました。
そうやって、今やっていることや考えていることを肯定してもらうことで、自分が気がついたことは、役割や立場を超えて、上司や仲間に話すようになりました。そうしたらみんなも同じことを思っていて、結果、予約システムも大幅に改善することが出来ました。

そうですね。プロジェクトを動かしていくことで、自然とリーダーになりましたよね。

でも、そのやり方で上手くいかないこともありました。
部署を超えて、医院のホスピタリティを上げようと、「ホスピタリティチーム」を発足したのですが、うまくいきませんでした。みんなの協力を得て全社的な動きにすることが出来なかったんですね。

でもここから多くのことを学ぶことが出来ました。
誰かの「これはいい」という思いだけで動いても成り立たないこと。ある人にとって「いい」と思うことは、別の人にとって「いい」とは限らないということ。また、気持ちはあっても行動を起こそうと思ってもらうのは難しいということも分かりました。

この経験から、今は月例勉強会や、リーダー会議などは、事前に何を目的に行うのか、考え、ステップを設けながら、関連付けて行うようになりました。
また、こちらの考えを押し付けるのではなく、一人ひとりがもともと持っている力を活かしていこうと思うようになりました。私一人が何かをするのではなく、色々な人の力が合わさることで大きな力になると思います。なので、リーダーとして私がすることは、みんなが力を発揮しやすい環境に整えていくことです。そのために仲間とより丁寧に関わるようになりました。
そういう中で、私自身がコーチングを受けるだけではなく、コーチングを学んでみたいと思うようになりました。

実際にコーチングを受けて、何度も厚い雲に覆われている状態から、雲が切れて光が差し込むようなことがありました。状況は変わっていないけれど、気持ちは天と地の差があるんですね。自分の認識が変わるだけで、「どうしようもない」という状況から「やれることがいっぱいある」という状況に見方が変わるし、意欲も変わりました。
ですので、今は、看護師の仕事だけではなく、組織内のコーチという仕事と医療コンシェルジュという仕事を担い、新しい役割に挑戦しています。

素晴らしいですよね。ここまで河井さんを動かしている原動力はなんでしょうか?

ひとつには、院長の高い志(こころざし)に応えたいという思いがあるからだと思います。
当院の理念の一つに「真心をこめたやさしい医療サービスを提供します」というのがありますが、実際に院長の診察は患者様に「よろしくお願いします」と挨拶をしてから始まるんですね。これは医療現場では珍しいことだと思うのですが、理念を形にしていきたいという院長の思いの表れなんだと思います。
そのほか、お待たせする患者様のために、コーヒーメーカーを導入し、いつでも美味しい飲み物が無料で飲めるようにしたり、院長の日々の言動の中に、理念を実践しようとする言動一致の姿勢をいつも感じています。
そういう中で、私も高い志を持って働きたいと思うようになりました。
当院のミッションを一言で言うと、「生活の質を高める眼科医療」だと思います。私もそれを追求していきたいと思っています。

二つ目は、考えることを許されている職場だから、だと思います。
院長は、開業医であるにもかかわらず現在米国留学中ですが、その間のしくみや準備は信頼とともに、スタッフに任せてもらったように感じています。結果、どうしたらうまくいくだろうか、どうしたら楽しめるだろうか、と、いつも考えさせられています。それは、考えたことを行動していいという許可が下りているから考えることが出来るんだと、思っています。
思ったことが行動できるって、とてもやる気につながるんですよね。

三つ目は、打ち込める環境にあるからだと思います。
実は、当院に入る前、私はずっと進学をしたいと思っていました。進学をすることで、一生懸命になれる、打ち込める環境を作ることが出来ると思っていました。でも、ふと気がついたら、今、与えられた環境でも十分に打ち込めることが出来ると思ったんです。
現在、子どもは保育園に通っていますが、医院から保育園の半額補助手当てが出ています。また子育ても、主人と私の実家に頼りながら、やっています。当初はできるだけ周りの人に迷惑をかけたくないと思っていましたが、今は、みんなに支えられて子育てしていると思うほうが気持ちが楽になりました。おかげで、多くの人に支えられて、仕事や勉強に打ち込める環境にあることに、感謝して、毎日を楽しく過ごさせてもらっています。

今後は院内コーチとしても活動していきますね。更なるご活躍、楽しみにしています!

横須賀中央眼科様への弊社コーチング導入内容

2002年~ 院長へのマンツーマンコーチング実施
2003年~ スタッフへのコーチング研修(半日・半年に一度)実施
スタッフへの訪問面談コーチング開始
2004年~ リーダー会議のサポート開始
全体会議のサポート開始
2008年~ 院内コーチ養成サポート開始